職人ミヒャエルは、我が家の夕食作り担当です。
お料理するのは、もともと好きですが、モノづくりをすることが好きのようです。研究して、追求して、最高のものを作るこだわりは、お料理にも表現されています。
南ドイツ、シュワービッシュ地方の郷土料理。
モウルタッシェン。
昔、宗教上の理由でお肉を食べられなかった人たちは、どうしても肉を食べたくて、肉を隠して食べました。包んでしまえば、神様からも見えないと。
そうして肉が包まれ、スープの中に入れられたお料理。
今では、シュワービッシュ地方では大人気のメニュー。
どこへ行ってもレストランのメニューには必ずありますよ。
職人ミヒャエルが作ったモウルタッシェンは、手作りゆえ、おいしいです。ドイツ人もよく手作りしますが、皮から作るからとにかく手間ばかり。ドイツのスーパーでは、冷凍のモウルタッシェンが売っているほどです。日本で言う餃子と一緒ですね。
子どもたちのリクエストに応えて、頑張って作ってくれました。
妻・光子は、もう一つ食べたいドイツ料理が。
シュプフヌーデリン。
クリスマスマーケットに良くあるメニュー。寒くなると食べたくなりますね。